ペルソナ5スクランブル ザファントムストライカーズ
お久しぶりの感想です。
スマホからだとなかなか書く気になれませんね・・・という言い訳。
2019.02.20発売「ペルソナ5スクランブル ザファントムストライカーズ」をクリアしました。
アトラス作品でここまでクリア日数短いのは初めてなのでは・・・?
(十三機兵はアトラスだけどヴァニラなので)
正直なところ、P5はあまり合わず、P5Rでよくなったなぁ!とは思ったものの人におすすめするかと言われるとそうでもないわというちょっと大声で感想を言えなかったんですが、P5Sはめちゃ面白かったです。
世間を賑わした不可解な事件の解決から約半年後。
それぞれの道を歩んでいた「心の怪盗団」のメンバーたちは、懐かしのアジトである四軒茶屋の純喫茶ルブランで再会することに。
キャンプや旅行の計画を立て、楽しい夏休みの始まりに心躍らせる面々だったが、とあるきっかけで
見知らぬ異世界に迷い込んでしまう。
そこは王(キング)と呼ばれる主の命令により、迷い込んだ人間のネガイを抜き取る異様な世界だった。
精神暴走事件は解決したはずでは?
謎を追いながらも、歪んだ欲望を叶えようとする大人たちを改心させるため、新メンバーを含む怪盗団が再結成!
ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ | 公式サイト
ストーリー紹介からわかるように、P5の完全に続編です。
ただ、P5Rの続編ではないので「無印はクリアしたけど、Rまだやってないしな・・・」という人でも楽しめると思います。というかむしろこれ続編という名の新作です。
以下感想。
ネタバレ控え目です。微ネタバレ部分は後半で反転にします。
新キャラ ソフィア(cv久野美咲)がめちゃくちゃマジでくっっっっっっっそかわいい!!!!!!!!
いざ始めて、察しのいいプレイヤーであれば「あぁもうこれ絶対展開やばいわ」というぐらいどストレート設定のキャラクターですが可愛いからなんでも許す(暴論)
戦闘にも加わるキーキャラクターですが、ショップも今作では担当。
そのUIがね!!!!もうね!!!!!!めちゃくちゃ可愛い!!!!!!!!
ポップなテイストでくるくる動くのがとても可愛いのと、購入したときの「お買い上げサンクス」の声が聞きたくてぶっちゃけ無駄にアイテム買いました。
とある地方でだけ方言になるのもめちゃんこ可愛くてもうソフィア好きすぎる。かわいいはやはり正義。
同じく新キャラ 長谷川善吉(cv三木眞一郎)はもう声優で察しろ!!!!レベルですねはい最高(※個人差があります)
知ってるよ・・・三木眞一郎が演じてたキャラでどちゃくそ卑怯な良キャラにね、PSPo2∞のワイナールってキャラがいることに・・・(※個人差があります)
絶対いいおっさんじゃんって最初からやばい気配漂ってるんですが、案の定やべーじゃん!!はい!!!好き!!!!!!
基本的に主人公に甘々になっていくのがJRPGの醍醐味だと勝手に思ってるんですが、それを地でいく展開は控えめにいって大好きです。
あとは完全サブなんだけど、鏑木管理官も茜ちゃんも一ノ瀬さんも好きで、公式には載ってないサブキャラたちが今作でも好きが大爆発してました。P5の最推しキャラは吉田ですどうも僕です。
P5は基本的にしょっぱなから敵が胸糞オブ胸糞で、最後までおめーなんなんだよっていうヘイトの高まり具合だったんですが、P5Sの敵は腹の底をひっくり返したくなるような気分の悪い敵はいなかったのも個人的に良かった。
スマホアプリをメインとしてもってきたりと今の時代を感じさせるのが非常にうまいなと感じる部分と、集団心理として昔からある「見えない胸糞」がきちんと表現されてるのものの、どちらかというと善悪の悪に寄り添ったものではなかったというか。なにいってるかよくわかんねぇからそういう感じです(途端に雑)
システム周りでめちゃくちゃ良かった部分をあげるとすれば、
ペルソナスキルの付け替えができること。
えっ、これ本編にもくれよってくらい快適部分でした。
今までは「新スキルを覚える」→「既存スキルと入れ替えるか新スキルを諦める」というスタイルだったのが、今作では「新スキルを覚える」→「今は忘れてもあとで変えることができるよ」というスキルが無駄にならないところ。一部例外はありらしいけどどれかまでは調べてません、めんどくs
あとは、獲得したペルソナで余剰分は自動的にペルソナポイント(ペルソナの強化に使える、ただしクソ暴利)として変換されるので戦闘終了後に「あー!ペルソナいっぱいだったあ!!どれか消さなきゃ・・・」というストレスがなく連続で戦闘に走り回れる。
この二点が個人的には良かったです。
本編にもこれ入れてくれ。
一番大きい変更点である、無双アクションに関してはうーん・・・
アクションRPGとして、この路線でいっても面白いな!とは思ったんですが、正直敵がかたすぎる。そこだけどうにかしてほしい。
ノーマルでちょっときついなと感じてイージーにするとただのボタン連打ゲーになるのはちょっとなあ。雑魚戦で事故ることは皆無になりますが、ボスは演出もあるのでイージーに落としてもそれなりに時間はかかります。
何よりもカメラワークがすまんがクソwwwwwww
最初からこれは酔うな・・と正直感じてたんですが、後半にいって慣れただけでカメラ酔いがひどい人であればちょっときついかも。
疾走感があるのがP5の売りであるため、雑魚戦闘もくるくる視点を回す場面があるんですがもうちょっとカメラが引きであれば見やすかったと思う。たぶん。
ペルソナに関しても、単敵攻撃も範囲攻撃、どちらも今回は攻撃が狭いか広いかのち外ですべて範囲に変更になっているためマハラギダインとかを打ち込むよりはアギやアギラオでWEEK狙ったあとのダウンをとり、総攻撃やゲージを溜めて発動するショータイムで攻めたほうが結果的に早く終わってしまうので上位スキルが死に気味なのがちょっともったいない。
上位キター!の高揚感があまりなかったです。SP問題もあるので。
SPに関しても救済はあるので先制とったら微量ながら回復、ダウンで微量回復(たぶん)なんかも後半はあるんですがどうしてもカツカツになりがち。
じゃあアイテム無双だ!!って思うじゃん。
今回買えるアイテム個数制限が厳しすぎて消費のほうがでかい。
1回の買い物で1~4個(ほぼ2個)しか買えないので、強敵やボスでばかすか使うとあっという間にアイテムが消える問題。
吸収スキルが全員にほしい(無茶)
ただずっとカツカツで攻める手段がないかといわれるとそうでもなく。
□→通常攻撃
△→スキル、特殊攻撃
となっていてその組み合わせでペルソナスキルも発動するのでSP0で戦うことも可能。むしろこれがたぶん一番の救済ポイント。
自動マハブフとかタルカジャとかはマジでありがたい。
ほぼ固定PTでジョーカー(外せない)、モルガナ(回復マスコット)、祐介(推しキャラ)、春ちゃんor善吉orソフィアで戦ってたんですが祐介が強すぎる。大歓喜。
刀をシュババババってするスキルがあるんですがずっとシュババババだけしてました。有能。伝われ。
ただし、回復だけはもとのままなのでモルガナは基本的にボス戦ではSP枯渇しますwww
敵からのダメージも範囲が表示されるので回避ゲーができるんですが、一部どうしてもあたってしまいがちな攻撃があったり、ダウンをとられると大ダメージにつながるのに、こっちからの攻撃は基本的に2桁とかギリギリ3桁ってそりゃジリ貧にもなりますよ!
イージーでやっててこれだったんだからノーマルやハードはもっとアレだろうし、リスキーとか正直正気の沙汰とは思えないんだが(暴言)
あれやこれ言いましたがめっちゃ面白かったですP5S。
いきなり雑になったって?
打つのが疲れてきt
P5ありきとはいえP5のもっていた印象を変えてくれたし、P5Rでよくなったなぁ!って思ってたけど今となっては「P5R?いやいやP5Sが最高ですわ」ってくらいにはハマりました。
あ、でも街中のダッシュはほしかったです。
音楽は安定のペルソナサウンドで最高でした。
きたしゅ~~~~~!!!!!!!SUKI!!!!!!!!!!!!
ただ今回は作曲にコエテクの方も多くて、世界観を壊してないのすごいなぁと思った。
特に渋谷ジェイルの曲がすごいツボだったんですが、これコエテクの方なのか!
愛シ te Wonderlandすげえ好きです。可愛らしい曲調の中に狂った感じのトリッキーさも入ってて、無限に聴けるなと。
あとは和風の曲もよかった。贋作 phantomかな?いやでもAnti HEROもよかったしボス戦の曲も良かったしラストバトルもめちゃくちゃ熱かった。
原曲アレンジになってるのは軒並み全部ロック調でかっこよくなっててさすが音楽全振りと言っても過言ではないメーカーだなぁと(褒め言葉)
エンディング曲も無印の星と僕らとっぽさもあってすごいよかったです。よかったしか言ってねぇなこいつ。このあともよかったしか言わないです。
でもやっぱり愛シ te Wonderlandが一番好きだ~~~~!!!!!
渋谷ジェイルは突入時の演出も好きだったから余計かもしれない。
あの入り方はずるいよずるい。
以下ネタバレのため反転。
ソフィアは「AI」「記憶をなくしている」の時点でこれ絶対後半覚醒パターンあるやばいやつだって思ってたら案の定やばやばのやばで、ペルソナに目覚めるときのシーンは正直鳥肌ものでした。
そこまでの時点でひとつの希望や開けられた絶望なんてワードが出ていたし「これは所持ペルソナパンドラか・・・」って予想ついてたのにも関わらず、ソフィアの「パンドラァ!!!」がめちゃくちゃやばかった。
一ノ瀬さんも絶対やばいキャラやろなあ・・・でもこの人めちゃ好きだわって思ってはいたもののどこか違和感があって。なんだろうな、全部この人にとっては他人事、よその出来事なのかな・・・と思っていたらこちらも案の定。
声優さんの演技って本当にすごいな、と一番感じたのが一ノ瀬さんでした。
明るいのに、空っぽなんですよね。大変だねえという言葉が本当に空っぽ。ゾッとする演技でした。
でもソフィアと和解(というのか)するところの涙はぐっときました。
善吉?もう全部ずるい。
京都での「逃げろお前らあ!!!」で
あぁ~~~~~~ほらもう三木眞一郎~~~~~~~~~~~~!!!!!!!
って声出ましたね(声オタ)
ガチの不満点としては、夏休みだから屋根裏も用意しといたぞ、カレーも作っておいたぞってウキウキしてたであろう惣治郎との絡みがほぼ皆無だったことですかね!!!!!!!!!
惣治郎絶対そわそわしながら主人公くるの待ってたじゃん・・・でも善吉に「お前のカレーは品切れだよ」ってキレるところがすごい好きでした。惣治郎好き。
P5の既存サブキャラは今回二人しか出てこないのも寂しかった・・・でも大好きな惣治郎と冴さんが出てきて冴さんはもうかっこよすぎて泣いたので満足という矛盾・・・
最終戦の演出もめちゃくちゃよかったーーーーーーー!!!!!!!!!
パーティー分けとかだめだよ・・・胸アツすぎるでしょ・・・
みんなはジョーカーのために、ジョーカーはみんなの力を借りて、ってそういう少年漫画的展開にくっそ弱いんですよぉ!!
正直最終戦だけでもいいからやってくれ。話がわからん?じゃあ最初からやろう。
長くなりましたがP5の続編として最高の出来でした。
それぞれのキャラも成長していて、ネタキャラにも全振りしててよかった。
祐介は美味しいもの食べて泣きすぎだし、竜司はコミュのままの熱いキャラに一貫して変わっていたのでだからといってモルガナ事件は絶対に許さないけど、春ちゃんのハンドル持ったら性格が変わるは案の定過ぎてめちゃんこ笑ったし、まこっちゃんは開き直った鉄拳制裁だし、杏は・・・まぁいいか()
美少女怪盗すげえ推してくるのと、毒舌の春ちゃんかわいいよ春ちゃん・・・
言いたいことがやっぱりまとまらなかったけど、面白かったよ!!!っていうのが伝わればまぁいいか!